京都祇園祭 伯牙山
京都の祇園祭で授与している粽(ちまき)は、食べ物ではなく、厄除けのお守りです。 山鉾ごとに特徴があり、私たち伯牙山保存会がお納めする「伯牙山粽」には厄除け・災難除けの他に技芸向上などのご利益があります。特に習い事に努める皆さまに人気です。 新型コロナウイルス感染拡大により京都にお越しいただくことが難しかった状況下で、伝統を守りながらも新しく挑戦するという気持ちで、2021年にネットでの授与(販売)を実施しました。
2024年のご挨拶
今年も祇園祭の季節がやってまいりました。昨年は4年ぶりに山鉾巡行はじめ、コロナ禍以前と同様の全行事を実施することができました。 今年も同様に全行事を実施される予定であり、ありがたい限りです。 伯牙山保存会では、7月2日に吉符入りを行い、神事の確認と無事を祈ります。 7月14日に山建てをし、会所をお飾りいたします。14日から16日までの宵山期間中に粽を授与させていただきます。
本来粽はお祭りに足をお運びいただいた方々に授与させていただくべきものですが、諸々の事情によりまだ赴くことが厳しいという方がおられるかと思います。そこで伯牙山保存会では、数に限りはございますが、2024年も引き続きネットでの授与を実施いたします。 少しでも京都の夏に遠方から思いをはせていだたくきっかけとなり、また皆さまの1年が無病息災で、よりよいものになりますことをお祈りいたします。
伯牙山ギャラリー
一般財団法人伯牙山保存会
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